ピアスの種類・自分の耳に合う選び方について解説！おすすめピアス10選

スタッドピアス

キャッチ式ピアスとも呼ばれています。耳の穴に通す軸の部分のポストを、キャッチという留め具で固定するタイプのピアスです。最初に穴をあけた時、ホールが完成するまでつけておくファーストピアスは、スタッドピアスが多いです。初心者でも扱いが簡単なスタッドピアスは、着脱しやすく、ピアスホールへの負担があまりかかりません。さらにモチーフも色々と楽しめます。カジュアルからフォーマルでもオシャレの幅が広がるスタッドピアスは、ピアス好きであれば一度は絶対に装着しているアイテムです。

フックピアス

耳元で宝石やモチーフが優しく揺れているタイプのピアスは、フックピアスが多いです。フックピアスは、スタッドピアスのように留め具はなく、釣り針状のポストをピアスホールに直接入れてひっかけるだけのシンプルなデザインになっています。このフックの長さによって与える印象も変わり、ロングタイプは落ち着いた雰囲気に。またショートタイプは、小刻みに揺れるので軽快な感じを与えます。

チェーンピアス

チェーンの部分をピアスホールに通して長さを調整するチェーンピアスは、アメリカンピアスと呼ばれることもあります。揺れるのを楽しむチェーンピアスは、前を長く垂らしたり、短くしたりできるので、微妙な長さ調節が可能です。その日の気分やコーディネートでチェーンの長さを変えられるのもこのピアスの魅力です。カジュアルな装いに何か1つアクセントをつけたいときは、チェーンピアスを装着するとコーディネートが決まるかも知れません。

フープピアス

別名リングピアスといわれているフープピアスは、ピアスホールにフープと言われる輪の部分を通して装着します。フープにボリューム感あるものはそれだけでインパクトがあり、コーディネートのアクセントに。またフープ部分が細いものは、どちらかというと大人可愛い系のコーディネートになります。フープピアスは輪の部分の太さだけでなく、先端につけるモチーフでもガラリと印象が変わるピアスです。

プラチナ

和名「白金」と呼ばれているプラチナは、シルバーよりも白くて重みのある落ち着いた色の貴金属です。年間で金の20分の1しか採掘されない希少なレアメタルから作られます。採掘できる国も南アフリカ共和国、ロシア、ジンバブエ、北米のほぼ4か所と少なく、地金になるまでには時間もかかります。さらに加工もしにくいことから、ゴールドやシルバーに比べてプラチナは値段が高い素材です。

ゴールド

金は元素記号Au、原子番号79の金属です。ホワイトゴールド、ピンクゴールド、イエローゴールドなどがあります。金は1gで約3000mも延ばせて、比較的加工しやすいのが特徴です。そのためピアスをはじめとするアクセサリーの素材として良く使われます。シルバーと比べても変色しにくく、耐久性もあるので日常使いのピアスには最適です。よく18金と言う言葉を使いますが、これは金の含有率が75％あるものをさします。金の含有率が42％は10金。メンテナンスは特に必要ないですが、皮脂や汗などがついた際は、やわらかい布で拭き取るだけで大丈夫です。ただし研磨剤入りの磨き布を使用すると、金を傷つけてしまうので注意しましょう。

シルバー

安価で比較的、手に入れやすいのがシルバーピアスです。気に入ったものをいくつか集めて、ファッションに合わせてコーディネートできます。熱や電気を通すことも容易なので、加工がしやすいのも特徴です。ただ腐食しやすく、黒ずんでくるため日頃の手入れはしっかりしなければいけないのが、少し面倒なところかもしれません。

一粒モチーフ

一粒の宝石やパールでゴージャスに際立たせる一粒ピアス。年代を問わず女性に人気のモチーフです。スタッドピアスに一粒のダイヤモンドをあしらうとビジネスシーンも、フォーマルの席でも使えます。またフープピアスの先端にキュービックジルコニアをつけると、キラキラした輝きがゴージャスに映り食事会におすすめです。
冠婚葬祭では欠かせないパールのピアスも、パールの玉の大きさを変えるだけで上品さを演出したり、繊細に見えたりと印象が違ってきます。

ハートモチーフ

ハートのモチーフは若い世代から、年配の方まで人気のあるモチーフです。可愛いらしい印象をアピールするだけでなく、プラチナやダイヤモンドで作るハートのモチーフはスタイリッシュな大人の女性にもピッタリのワンランク上の優雅なアイテムに。ジーンズに白シャツを合わせてシルバー素材のハートをカジュアルにつけると、スタイリッシュで可愛いオシャレも楽しめます。

フラワーモチーフ

フラワーモチーフもハート同様、女性に人気の高いモチーフです。1つのフラワーのピアスも可愛いですが、2つ、3つと重ねてデザインするピアスはゴージャスさが増します。フラワーモチーフを組み合わることで、フェミニンから大人かわいいまで演出できるのも魅力です。世代やファッションを問わず、アレンジも自由自在。素材はピンクゴールド、イエローゴールドなどとの相性が良く、優しいイメージで女性らしさを引き立てます。

リボンモチーフ

恋人からのプレゼントで多いのがリボンをモチーフにしたピアスです。花のモチーフは複数組み合わせてデザインすることもありますが、リボンはワンポイントとして使うことが多いモチーフです。素材もホワイトゴールドはもちろん、プラチナなどとも相性が良く、リボン型にダイヤを埋め込んで豪華に魅せるデザインも女性に人気があります。

しずくモチーフ

曲線のドロップ型のしずくモチーフは、ピアスのモチーフとして定番です。シンプルだけれど、ストーンとの相性もよく、大きさを変えることで印象が違います。

馬蹄モチーフ

ヨーロッパではラッキーアイテムとも言われている馬蹄モチーフは、U字型のモチーフです。U字型には向きがあり、それぞれ上向きは、幸運を受け止めて逃がさない。
下向きは、不運を落としてくれるといわれています。お守りとしてつけている人も多いです。

プレートモチーフ

プレートをデザインしたピアスは、モード系ファッションとの相性が抜群です。プレートの素材は、シルバー、ゴールド、プラチナだけでなく、七宝焼きやウッドなどを使ったデザインもあります。また形も丸や楕円をアレンジしたり、ツヤを消して表面にわざと凹凸をつけたりなど、遊び心いっぱいのデザインが多いです。

耳の形に合わせる

耳たぶの位置や、向き、厚さなどの形を把握することで、似合うピアスが見つけやすくなります。

耳たぶの位置

耳たぶの位置の基準は鼻です。鼻より上に耳たぶがあるかどうかを確認してみてください。

• 【鼻よりも耳たぶが高い場合】

  垂れ下がる形がおすすめです。長さはあご、または唇までくるようなものを意識して選ぶと顔とのバランスがよく、すっきりします。視線をできるだけ耳から下に向けてもらうようピアスで調整するとスタイリッシュな印象に。アメリカンピアス、フープピアスのように、耳元でユラユラするピアスがおすすめです。

• 【鼻よりも耳たぶが低い場合】

  顔をすっきり見せるためには、耳にフィックスしているピアスがおすすめです。スタッドピアスや小ぶりのフープピアスを装着すると、首元がシャープに見えて小顔効果が狙えます。反対にボリュームのあるピアスは、顔の印象が重たくなってしまうので避けた方が良いでしょう。

耳の向き

鏡を顔の正面におきます。ピアスが見える人は、耳が正面の人です。見えづらい人は横向きの耳です。

• 【正面の耳】

  耳の存在感があるため、ピアスは控えめのものを選ぶのがいいでしょう。スタッド型でストーンやモチーフも耳たぶの厚さに合わせて選びましょう。

• 【横向きの耳】

  小さいピアスは顔に隠れてもったいなので、ボリュームのあるものを身につけましょう。前から見ても、横からでもしっかりピアスの存在感がわかるようなデザインを装着すると、顔の印象がしまって見えます。

耳たぶの厚さ

耳たぶは平均約６㎜です。８㎜を超えると厚め、4㎜以下だと薄めです。目安にしてみてください。

• 【耳たぶが薄い】

  耳たぶが薄い人は、小粒のピアスを選ぶとバランス良く、顔映りも良いです。スタッドピアスの一粒ストーンというシンプルなものがおすすめです。その際、地金は見えない方がいいでしょう。

• 【耳たぶが厚い】

  耳のボリュームに負けないような、大きいものを選ぶといいでしょう。たとえば耳が少し隠れるぐらいのプレートピアスは、耳の面積を狭くしてくれるのでおすすめです。特に福耳の人は、ピアスが大きくて多少重くても耳たぶで支えられるため、ちょっと大胆かな？というぐらいのものを選んでみてもいいでしょう。

ピアスの形状や素材で合わせる

爽やかなイメージが前面に出ている人は、揺れるモチーフや縦長のフォルムのピアスなどを身に着けると、シャープな大人っぽいテイストになります。ディアドロップ型や楕円形も似合うと思います。ほかにも細めのホワイトゴールドに丸みを持たせた楕円形のデザインのピアスは、歩くと耳元で揺れてエレガンスで凛とした女性を演出してくれます。
面長の顔には、ボリュームのあるピアスを合わせてみましょう。顔のサイズを印象づけることで小顔効果が期待できます。おすすめのモチーフはしずく型です。プラスアシンメトリーになっていると、ボリューム感も出てより顔が小さく見えます。

使っている素材や宝石で選ぶ

若く見られがちな丸顔の人は、パールと相性がいいです。素材はゴールドやプラチナ素材がおすすめです。そしてスタッドピアスのようなきっちりと耳たぶにつくものではなく、フープピアスのように先端にパールをつけて、ゆらゆらさせるとより面長にみえて洗練された大人っぽいイメージになります。横に広がるデザインによりも、縦長に垂れ下がるものを選ぶといいでしょう。
また顔のパーツが比較的小さい人は、ピンクゴールドや、ゴールドを使い、暖色系の石が入っているものがおすすめです。

ピアスに限らず、ジュエリーを選ぶ際にはデザインを軸に選ぶことが多いのではないでしょうか。
もちろん身につけた時にときめきがあるかどうかは重要な視点ですが、自分を引き立たせるジュエリー選びができるようになると、品格のある大人の女性に。
そのためには、まず自分の耳のかたちを知ること。耳の形や位置を把握することで、あなた自身がより輝くピアスを手に入れることができるのです。

私は耳がやや横向きで、なおかつ耳たぶも厚めです。それにもかかわらず、以前はスタッドタイプのシンプルなピアスばかりを選んで身につけていました。どれも可愛らしく、質の良い素敵なピアスではあったのですが、どこか物足りなさを感じていたのも事実です。
そんなとき、ある記念日に大ぶりで揺れ感のあるピアスをプレゼントとしてもらい、大きな衝撃を受けました。耳元にしっかりとした存在感が生まれるのに、不思議と主張しすぎることはなく、顔立ち全体が引き立って見えたのです。そのとき、「似合うピアスとは、デザインの好みだけでなく、自分の耳の形に合っているかどうかが大切なのだ」と腑に落ちたのを今でもよく覚えています。
それ以来、選ぶ基準が大きく変わりました。シンプルなスタッドタイプに限らず、大ぶりのピアスや揺れるデザインにも自然と手が伸びるようになり、ピアス選びそのものを以前よりも楽しめるようになりました。

ピアス選びは、流行やデザインの好みだけで決めてしまいがちですが、自分の耳の形や位置に目を向けることで、印象は大きく変わります。ほんの少し視点を変えるだけで、「なぜかしっくりこない」という違和感が解消され、ピアスが自分の一部のようになじむ感覚を得られるはずです。これからピアスを選ぶ際は、ぜひ一度ご自身の耳元をじっくり観察し、より心地よく、長く愛せる一本を見つけてみてください。

Q1. ダイヤモンドピアスを選ぶときの基本的なポイントを教えてください。

• 【A1】ダイヤモンドピアスを選ぶ際は、まず「用途（普段使い・フォーマル）」と「デザイン（スタッド・フック・チェーン）」を考えることが大切です。
  耳たぶの形や顔の印象に合ったサイズやフォルムを選ぶことで、バランスの良い着用感になります。
  まずは手持ちのピアスを並べてみて、好みの傾向を洗い出してみるのもおすすめ。
  プレゼントとして選ぶ場合は、贈る人がどのようなピアスをつけているか（曲線か直線か・大ぶりか小ぶりかなど）を選ぶ基準にしてみてください。
  また、地金素材（プラチナ・ゴールド）の色味や耐久性、ダイヤモンドのサイズ・輝きもチェックすると、日常シーンでも特別なシーンでも活躍するピアスを見つけやすくなります。
  
  また、デザインモチーフの意味で選ぶのもおすすめ。ジュエリーブランドサイトの人気ランキング一覧を参考に、ダイヤモンドモチーフピアスを選んでみて。

Q2. 自分の耳の形に合ったピアスの選び方はありますか？

• 【A2】耳たぶの位置や厚み、耳の向きやピアスホールの位置によって似合うピアスは変わります。
  たとえば、ピアスホールの位置が高めなら、スタッドタイプや小ぶりのピアスがバランスよく見えます。
  反対にピアスホールの位置が低めなら、揺れるタイプのチェーンピアスやドロップ型が映える傾向に。
  また、横向きの耳の場合は、存在感のあるデザインを選ぶと正面からの見え方が綺麗になります。
  ピアスをつけた状態で鏡をみて、どんな種類のピアスが似合うか、どんなピアスがあなたをより輝かせてくれるのかをあらためてチェックしてみてくださいね。

Q3. ダイヤモンドピアスはどんなシーンにおすすめですか？

• 【A3】ダイヤモンドピアスは非常に汎用性が高く、日常使いからフォーマルシーンまで幅広く活躍します。
  シンプルな一粒ピアスならビジネスやカジュアルにも馴染みます。
  揺れるデザインやボリュームのあるデザインのピアスは、パーティーや結婚式などの特別な場面にも映える最適な選択。
  素材やデザインによって雰囲気も変わるため、使いたいシーンを意識して選ぶと失敗しません。

Q4. ダイヤモンドピアスはプレゼントに向いていますか？

• 【A4】ダイヤモンドピアスはプレゼントとして、とても人気のあるアイテム。誕生日や記念日、クリスマス、入学・就職祝いまで、さまざまな記念日に喜ばれます。シンプルな一粒タイプからモチーフ入りのデザインまで幅広いバリエーションがあり、贈る相手のファッションや好みに合わせて選べる点も魅力です。
  シンプルな定番ジュエリーだからこそ、その年代の人にも映える逸品が見つかるはず。