大切な人に贈るプレゼント!女性に喜ばれるネックレスの選び方

2025年4月7日更新
1. プレゼントに最適なネックレスの魅力とは

大切な人へのプレゼントとして定番のアイテム「ネックレス」。
しかし、定番だからこそ選択肢が多く、さまざまなお悩みがあるかと思います。
どんなデザインのネックレスが喜ばれる?プレゼントとしての相場や、ネックレスの素材の違いはどう調べればいいのでしょうか。
まずはネックレスがプレゼントとして選ばれている理由や、ネックレスが持つ意味について解説します。
ネックレスがプレゼントとして選ばれる理由
ネックレスがプレゼントとして選ばれる理由は大きく三つ。
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【細やかなサイズ分類がない】
まず、指輪と比べて細かいサイズを気にする必要がないということ。
厳密には、ネックレスにもリングのサイズでいう「チェーンの長さ」があるのですが、リングほど細やかにサイズ分類がないため、気軽に贈りやすいといったメリットがあります。 -
【着用シーンを選ばず身につけられる】
つぎに、シーンを選ばず身につけやすいといったこと。
ピアスやリングが着けられないシーンでも、シンプルなネックレスなら着けられる場合も。
また、ほかのアイテムと比べて頻繁につけ外しをする必要がないことも、ネックレスがプレゼントに選ばれる理由のひとつです。 -
【長い期間着用できる】
そして、長く愛用できるということ。
前述の2つにも関連しますが、まずはサイズの変化の影響を受けにくいアイテムであること。
加えてスタンダードなデザインであれば重ね付けで楽しんだりとスタイリングにも幅を出せるため、いつまでも一緒にいたいという気持ちを込められるアイテムなのです。
特別な日に贈るネックレスの意味
プレゼントとして人気の高いネックレス。
前項で挙げた三つの理由以外に、誕生日やクリスマス、記念日などの特別な日のプレゼントとして贈るのにふさわしい意味があります。
リングなど他のジュエリーがそうであったように、古代はネックレスも宗教性や権威性を表すものでした。
その意味が大きく変わったのが中世ヨーロッパ。
婚約や結婚の際に、宝石をあしらったネックレスを贈る慣習が誕生。
「愛と忠誠の証」としてネックレスが贈られるようになりました。
それを象徴する逸話はいくつかありますが、ナポレオンが妻のオーストリア皇女マリー=ルイーズに贈った「ダイヤモンドのネックレス」がそのひとつ。
ナポレオンはジョセフィーヌ皇后との離別後、再婚相手の2番目の妻マリー=ルイーズへ、234石ものダイヤモンドがセッティングされたネックレスを息子の誕生を祝う品として贈ったのです。
マリー=ルイーズの肖像画に何度も描かれたこのネックレスは、マリー=ルイーズがその生涯に幕を下ろすまで彼女の手から離れることはありませんでした。
マリー=ルイーズの死後、幾人かの手に渡ったこのネックレスは、現在アメリカにある国立自然史博物館で展示されています。
世界最大級の博物館で展示されるほどのネックレスを贈ったことからも、当時のナポレオンの喜びが伝わるようですね。
時が流れた現代でも、さまざまなブランドが「愛」の象徴として多様なデザインのネックレスを展開しています。
2. 彼女が喜ぶ!おすすめデザインと選び方
「愛と忠誠の証」としての意味を持つネックレス。
アイテム自体がもつ意味について理解を深めた後は、ネックレスのデザインを選ぶ際のポイントについてみていきましょう。
相手の好みに合ったデザインを選ぶことで、より喜ばれるプレゼントに。
ネックレスのデザインも大きく「シンプル」、または「華やか」の二つに分類できます。
まずは普段使いできるシンプルなデザインの特徴からご紹介。
シンプルで普段使いできるデザイン
どんなコーディネートにも馴染み、日常的に使えるのが「シンプル」なネックレス。
具体的にどんなデザインのものがあるかをみていきましょう。
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【一粒ダイヤモンドネックレス】
オフィスカジュアルから普段使いにも適したデザインとして、幅広い年齢層に人気があるのが一粒ダイヤモンドのネックレス。
単に「一粒ダイヤモンド」といっても、ダイヤモンドの大きさやセッティング方法などさまざまな選び方があります。
選ぶ際の基本的なポイントは二点。
まずはダイヤモンドの大きさ。
ダイヤモンドをはじめとする宝石の大きさは「カラット」という単位で表示されます。
カラットはサイズ(直径)を表すものと考えられていますが、実際には「重さ」の単位です。
しかし、そうはいっても理想的なプロポーション(比率)は決まっているため、0.1カラットダイヤモンドは直径約3.0mmといった目安があります。
ただ、同じカラット数でも直径が異なったり、カットの仕方によって見た目の大きさが異なることもあるため、実際に手に取って確認することをおすすめします。
オンラインショップで購入する場合にはサイズの確認を忘れずに。
つぎにセッティング方法。
ダイヤモンドを留める方法は大きく二種類あります。
ひとつが「爪留め」。
基本的には金属の線で宝石を留めるため、光を多く取り込み宝石の持つ輝きを最大限に引き出すことを目的としたセッティング方法です。
もうひとつが「覆輪留め」。
「ベゼルセッティング」とも呼ばれるこのセッティング方法は、金属の枠で宝石の全周を囲むことで、服などに引っかかりにくいというメリットを得ることができます。
それぞれ見た目の違いもありますが、着用シーンを想定した機能性を重視して選ぶのもおすすめです。
この二種類以外には「ミステリーセッティング」や「テンションセッティング」などのセッティング方法があります。 -
【地金ネックレス】
シンプルながらトレンド感もあるデザインとして最近人気があるのが、地金のみのチェーンネックレス。
ネックレスのチェーンにも実は多様なデザインがあり、コマの太さやチェーン幅を変えるだけで異なる印象に。
最もスタンダードなものが「アズキチェーン」。
小さな楕円形のコマが連なったシンプルなデザインで、どんなスタイルにも合わせやすいのが特徴です。
華奢なものは上品で女性らしい印象に。
ネックレスをお持ちでないなら、まずは手に入れたいのが「アズキチェーン」です。
二本目以降におすすめしたいのが「ペタルチェーン」。
イタリア語で「花びら」を意味する「ペタル」という名にふさわしく、面を作ったコマが光を受けてきらきらと瞬くことで、首元にエレガントな雰囲気をプラス。
一本だけでの着用はもちろん、お手持ちのネックレスとの重ね付けにも映えます。
洗練された印象を演出したいなら「ベネチアンチェーン」がおすすめ。
四角いコマが密につながり、なめらかな動きが優美な光沢を放ちます。
高級感があり、これだけで存在感を放つデザイン。
また、カジュアルな雰囲気がお好みなら「スクリューチェーン」も選択肢のひとつ。
ねじれたデザインが特徴で、シンプルながら動きのある表情を楽しめます。
メンズの印象が強い「キヘイチェーン」も、チェーン幅の細いものであればほど良いボリュームを楽しめます。
他にはないものを探しているなら「オクトストローチェーン」を。
コマの間に隙間がない、艶やかな輝きが特別感ある一本。
スライドアジャスター付きが多く、サイズ調整も容易なのでプレゼントにもぴったり。
このように、チェーンのデザインひとつでネックレスの印象は大きく変わります。
シンプルな地金チェーンネックレスはトレンド感を取り入れつつコーディネートを選ばずに使える万能アイテムとして、今後ますます人気が高まっていくことでしょう。 -
【イニシャルモチーフ、数字モチーフネックレス】
また、シンプル派におすすめなのがパーソナルな意味を込めたネックレス。
自分だけの特別な想いをさりげなく表現できるデザインとして、根強い人気を誇ります。
「イニシャルモチーフ」は、自分の名前や大切な人のイニシャルを身につけられるアミュレット(お守り)として。
フォントのデザインや文字のサイズによって雰囲気が変わるため、好みに合わせて選ぶとより愛着が湧くアイテムに。
イニシャルのわかりやすさなら「ブロック体」、デザイン性を重視するなら「筆記体」を選ぶのがおすすめです。
「数字モチーフ」も人気のデザイン。
誕生日や記念日、大切な思い出の日付を数字で取り入れることで、シンプルながらも意味のあるジュエリーに。
特に「ラッキーナンバー」や「大切な人との絆を象徴する数字」を選ぶことで、身につけるたびに特別な気持ちが湧きあがることでしょう。
そのほか「星座モチーフ」もおすすめ。
星座のシンボルモチーフや、星座の形を宝石で表現したデザインのネックレスなどがあります。
神秘的な星座デザインは、長く愛せる一生もののジュエリーになるはず。 -
【誕生石ネックレス】
誕生石を取り入れたネックレスも、シンプルながら特別感のあるジュエリーのひとつ。
それぞれ意味や願いが込められている誕生石は、誰しもが特別であることの証。
そして、誕生石にはそんな特別さを彩る素敵な石言葉もあります。
たとえば、1月のガーネットは「真実の愛」。
4月のダイヤモンドは「永遠」、9月のサファイアは「誠実・成功」といった意味があります。
シンプルさ重視なら小さな誕生石を一石、さらっとあしらったネックレスがおすすめ。
華奢なチェーンと組み合わせることで、ミニマルで上品な印象に。
また、誕生石をイニシャルや星座モチーフと組み合わせたデザインも人気があります。
よりいっそうパーソナルなジュエリーとして楽しむことができます。 -
【スキンネックレス】
最近は「スキンジュエリー」の人気も高まっており、肌に溶け込むような繊細なデザインが注目。
スキンネックレスは軽いつけ心地で普段使いしやすく、日常のスタイルに自然になじむのが魅力。
スキンネックレスの厳密な定義はありませんが、肌に馴染むような「軽い着用感」のネックレスを一般的にスキンネックレスと呼びます。
華奢な地金ネックレスはもちろん、繊細なペンダントトップのネックレスもスキンネックレスです。
このように、イニシャルに数字モチーフ、誕生石を取り入れたネックレスは、シンプルななかにも想いを込められることが大きな魅力。
シンプル派だけれどよく主張もしたいという希望も叶えてくれます。
クリスマスや誕生日にぴったりの特別感あるデザイン
つぎにご紹介するのは「華やか」なネックレス。
クリスマスや誕生日といった、一年に一度の大切な日。
そんな特別な機会に贈るプレゼントとしてぴったりなのが、華やかさと上品さを兼ね備えたデザインのネックレスです。
ダイヤモンドやカラーストーンを贅沢にあしらったものや、モチーフに意味を持たせたものは一本で存在感があり顔周りを明るくしてくれます。
ここでは華やかなデザインのネックレスと選び方をご紹介します。
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【Y字ネックレス】
フロント部分に垂れるチェーンが特徴的な「Y字ネックレス」。
「ラリエット」とも呼ばれ、トップから垂れる一筋のチェーンがシックな印象を与えます。
チェーンのみのシンプルなものから、ダイヤモンドがアクセントになったものまで。
幅広いバリエーションでいつものスタイリングに彩りを与えてくれます。
Y字の先端にダイヤモンドやカラーストーンをあしらったものは動くたびに揺れるため、シンプルにみえてとても華やか。
シャツに合わせた普段使いはもちろん、Vネックのワンピースなどと合わせることで一気にパーティー仕様に。
また、華奢なチェーンにパールをあしらったデザインなら、クラシカルな雰囲気に。
フォーマルなシーンでも活躍してくれるでしょう。
長めのチェーンなら、大人の余裕を感じさせるこなれた印象に仕上がります。
長さ調整が可能なデザインを選ぶことで、コーディネートに合わせて自由にアレンジも可能。
短めにしてシャープな印象を作ったり、長めにしてリラックス感のあるスタイルを楽しんだりと、さまざまな表情を楽しめます。 -
【コンビネックレス】
異なる色の金属を組み合わせた「コンビネックレス」。
イエローゴールドとホワイトゴールド、またはプラチナとローズゴールドなど、異なる色の金属を組み合わせることで、華やかさと個性を演出できます。
ひとつで存在感があるコンビジュエリーは、どんなジュエリーとも合わせやすいといった特徴があります。
たとえばイエローゴールドとホワイトゴールドのコンビネックレスなら、イエローゴールドだけでなく、シルバーにプラチナ、ホワイトゴールドのピアスやリングと合わせることができます。
すでに持っているジュエリーと組み合わせて楽しむことができるので、プレゼントにもぴったりですね。
このように一点あるだけでコーディネートの幅が広がるコンビネックレス。
異なる素材が織りなす輝きは、特別な日の装いに華やかさを加えてくれるでしょう。 -
【天然石ビーズネックレス】
華やかなネックレスの選択肢として「天然石ビーズネックレス」はいかがでしょう。
天然石ビーズネックレスは貴金属メインのネックレスと異なり、天然石ビーズのサイズやカットによって、カジュアルにもエレガントにも楽しめるのが魅力です。
宝石を一石トップにあしらったシンプルなネックレスとは違い、ネックレス全体に天然石があしらわれているため選び方によって印象が大きく変わります。
たとえば小ぶりのビーズならシンプルで上品に。
大粒のビーズを選べばゴージャスで個性的なスタイルを演出できます。
サイズ以外に、カットでも印象が異なります。
まずは「ファセットカット」。
ビーズにたくさんのカット面をつけているため、光を受ける面が多くきらめきが増しエレガントな印象に。
ナチュラルな印象がお好みなら「タンブルカット」。
自然な形を活かしたカットのため、天然石特有の個性を楽しめます。
サイズ、カットとくればつぎは色。
天然石にはさまざまな色があり、選ぶ色によって印象が変わります。
単色で統一されたネックレスは、まとまりのある洗練された印象を。
たとえば、ブラックスピネルのビーズネックレスなら、知的でクラシカルな雰囲気に仕上げることができます。
対して、複数の石を組み合わせたビーズネックレスなら、明るく華やかで遊び心のあるデザインに。
透明石でまとめるか、半透明石と組み合わせるか。
また、カットのデザインやサイズを統一するかによっても大きく印象を変えます。
地金メインのネックレスと比べて少しひねりのあるプレゼントとなることでしょう。
選び方が難しい場合には、贈る方の誕生石を用いた小さめのビーズネックレスがおすすめ。 -
【パールネックレス】
広い意味でいうとパールネックレスも天然石ネックレスの一種に含まれますが、宝石の中でダイヤモンドが特別であるように、パールもまた特別な宝石です。
パールネックレスといえば珠が真円に近いほどフォーマルな印象が強くなり、冠婚葬祭のシーンで定番のジュエリーです。
しかし、「セミラウンド(やや楕円形のもの)」や「バロックパール(不規則な形のもの)」を選べばパール特有の上品さを保ちつつ、普段使いしやすいアイテムに変化。
特にバロックパールは形の個性が際立つため、シンプルな服装に合わせるだけでアクセントに。
このようにパールは形によって印象が大きく変わります。
ここでは代表的なパールの形をいくつかご紹介。-
1. ラウンド(真円)
最もフォーマルなパールの形であり、上品で洗練された印象を与えるのが「ラウンド」。
アコヤ真珠や南洋真珠に多く見られ、一連のネックレスとして使われることが一般的です。 -
2. セミラウンド(やや楕円形)
一見すると真円に見えますが、よく見るとわずかに楕円形なのが「セミラウンド」。
少しカジュアルな雰囲気で、ラウンドと比べると手頃で人気があります。 -
3. オーバル(楕円形)
カジュアルさとクラシカルさが好バランスの「オーバル」。
淡水真珠に多く、さまざまな色を楽しめるのも嬉しいパールネックレスです。 -
4. バロック(不規則な形)
自然が生み出したユニークな形が特徴の「バロック」。
ひとつとして同じ形がないため、コーデにひとさじの個性をプラスしたい時におすすめ。 -
5. ケシ(無核真珠)
真珠の核を持たない「ケシ」。
その小さなサイズと自然な形をより輝かせる、繊細な光沢が特徴です。
フォーマルシーンで身につけたい時は、ラウンドやセミラウンドのパールネックレス。
普段から使えるパールネックレスをお探しなら、バロックやオーバルのパールネックレス。
すでにパールネックレスを持っている場合には、変化球のケシパールネックレス。
このようにパールの形によって印象が大きく変わるため、シーンや好みに合わせて選んでみてくださいね。 -
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【トップスウィングスターネックレス】
着用者の動きに応じて揺れる「Top Swing Star(トップスウィングスター)」。
中心のダイヤモンドが、わずかな振動をもとに細かくスウィングし、まるで星のままたきのようなきらめきを放つデザイン。
他のネックレスにはない躍動感ある輝き方を楽しむことができます。
一見固定されているようにもみえ、シンプルでも遊び心が欲しい方におすすめ。
すでにネックレスを持っている方の、ジュエリーの幅を広げる一本となります。
特別な日に身につけたくなるようなネックレスを選んでくださいね。
3. 予算別!人気ネックレスの選び方
ネックレスには多種多様なデザインがありますが、プレゼント選びで重要な検討要素となるのが予算。
ネックレスの価格帯は幅広く、予算によって選べるアイテムが異なります。
ここでは1万円台で手に入るおしゃれなアイテムから、3万円以上の高級感あるプレゼントまで、予算別の選び方をご紹介しますね。
1万円台で手に入るおしゃれなアイテム
1万円台のネックレスなら、素材は「シルバー」。
ゴールドなら「K10」が選択肢に入るでしょうか。
手頃な価格だからこそトレンドを取り入れやすく、遊びを持たせることもできます。
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【シルバー】
手頃な価格ながらも特有の白く明るい輝きで、高級感を演出できる「シルバー」。
華奢なデザインからボリュームのあるものまで、さまざまなスタイルが楽しめるのが特徴。
ただし、シルバーは硫化(りゅうか)により黒く変色してしまうため、めっきがけをしていないものは定期的なメンテナンスが必要です。 -
【K10(じゅっきん)】
ゴールドを手頃な価格で楽しむなら「 K10 (じゅっきん)」がおすすめ。
「K18」に比べると金の含有量は少ない「K10」ですが、ゴールドならではの魅力もしっかりあるジュエリーです。
デザインの傾向としては華奢なチェーンに小さなモチーフをあしらったものが多く、繊細な印象を与えます。
「K10(じゅっきん)」には「YG(イエローゴールド)」から「WG(ホワイトゴールド)」、「PG(ピンクゴールド)」といった種類があります。
詳しくは後述の「ゴールドなどの素材別特徴」でご紹介しますね。
素材のつぎはデザイン。
1万円台で購入できるネックレスにはどのようなデザインがあるのでしょうか。
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【モチーフネックレス】
シンプルなデザイン代表の「モチーフネックレス」。
自分や大切な人の特別な思いを込めたモチーフジュエリーは、どのブランドからも展開されているスタンダードなデザイン。
ブランドによりますが1万円台での購入も可能です。 -
【一粒ネックレス】
キュービックジルコニアや誕生石を使用した一粒ネックレスも、1万円台での購入が可能。
石のサイズと地金との組み合わせによっては、ダイヤモンドの一粒ネックレスを贈ることもできますね。 -
【地金ネックレス】
どんなファッションにも合わせやすい地金ネックレスは、数あるネックレスの中でも比較的お手頃。
チェーンも「アズキ」などのスタンダードなデザインであれば、「K10」も検討できます。
このように1万円台のネックレスは、手頃な価格とスタンダードで色褪せないデザインが魅力。
何気ない日のプレゼントにもちょうど良いバランスではないでしょうか。
3万円以上の高級感ある特別なプレゼント
3万円以上のネックレスとなると、素材やデザインの選択肢が一気に広がります。
大切な人への記念日や誕生日プレゼントといった特別なイベントに贈るのであれば、3万円以上の予算は抑えたいもの。
この価格帯なら素材は「K18」や「プラチナ」、天然ダイヤモンドを使用したジュエリーも選べます。
高品質な素材は長く愛用できるため、きっと思い出に残るプレゼントになることでしょう。
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【K18(じゅうはちきん)】
「K18(じゅうはちきん)」は 金の含有量が高く、長く愛用できる素材。
華奢なデザインでも高級感があり、長く愛せるジュエリーを贈りたいのであればぜひ検討いただきたい素材のひとつです。 -
【プラチナ(Pt900・Pt950)】
ゴールドとは異なる、シックな輝きを放つのが「プラチナ」。
シルバーのような輝きが魅力的であり、特にダイヤモンドとの相性が抜群。
婚約指輪や結婚指輪といったブライダルジュエリーで人気のある素材です。
素材のつぎはデザイン。
3万円以上のご予算があるなら、少しの個性と好みもデザインに取り入れられます。
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【ダイヤモンドネックレス】
3万円以上のネックレスなら、貴金属に加えて天然ダイヤモンドを使用したネックレスも選べるように。
一粒ネックレスはもちろん、パヴェセッティングの華やかなデザインも。 -
【コンビネックレス】
異なる金属を組み合わせたコンビネックレスも、3万円以上で選択可能です。
そのユニークさにばかり目を奪われますが、歳を重ねてより味わいの増すデザインだからこそ人を選ばないプレゼントにぴったりのアイテムです。 -
【地金ネックレス(ベネチアンチェーン)】
3万円以上の予算があるなら、地金ネックレスのチェーンデザインの選択肢も広がります。
いちおしは「ベネチアンチェーン」。
なめらかな艶感は、一本で顔まわりを華やかに。
密度のあるベネチアンチェーンは、シンプルでも高級感溢れるプレゼントとなることでしょう。
また、3万円以上の予算があればフルオーダーやセミオーダーのジュエリーを選ぶことも可能です。
オーダーでなくともふたりの名前や記念日を刻印することで、さらに特別感のあるプレゼントになりますね。
4. プレゼント選びのポイント:金属アレルギーと素材に注目

ここまで「素材」についてご紹介してきましたが、ジュエリーの素材選びで最も重要なのが「金属アレルギー」への配慮です。
せっかく贈ったネックレスが「金属アレルギーで身につけられない」となってしまうのはとても残念ですよね。
そんな事態を未然に防ぐため、金属アレルギー対応素材の種類やプラチナ・ゴールドなどの素材ごとの特徴について詳しく解説していきます。
金属アレルギー対応素材の種類
金属と肌が触れることでかゆみや赤み、湿疹などを引き起こす金属アレルギー。
汗などの水分により溶け出した金属イオンが体内に入り込むことで、アレルギー反応を引き起こしてしまいます。
金属アレルギーを引き起こしにくい素材として、「サージカルステンレス」に「チタン」、「プラチナ」などが挙げられます。
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【サージカルステンレスとチタン】
ステンレス、特に「サージカルステンレス」は医療用にも用いられるほど金属アレルギー反応を引き起こしにくい素材として、アクセサリーの素材としても採用されている素材です。
また、「チタン」も比較的アレルギー反応が出にくい金属のひとつ。
非常に軽いため長時間つけても疲れにくいといった特徴があります。
ただし、どちらの素材も比較的安価なアクセサリーの素材として用いられる傾向にあります。
アレルギー反応を引き起こしづらく、かつ高級感あるジュエリーをお探しなら「プラチナ」がおすすめです。 -
【プラチナ】
貴金属のなかでも、金属アレルギーを引き起こしにくいとされている「プラチナ」。
希少性が高く高級感があることに加えて、変色しにくいといった特徴があります。
しかし、ご存知の通り高価な素材のため、手頃な価格で探すのが難しいという点も。
特別な日のプレゼントには最適ですが、予算に応じて慎重に選ぶことが大切です。
金属アレルギー対応素材を三つ挙げましたが、あくまでアレルギーを「引き起こしにくい」だけで完全に防げるわけではない点に注意してください。
「アレルギーを引き起こしにくい素材」は、100%アレルギーを防げるわけではありません。
どの金属にアレルギー反応を示すかには個人差があるためです。
プレゼントを贈る場合は、贈る相手に金属アレルギーがあるかどうかを事前に確認するのがベター。
もしサプライズでプレゼントを考えているなら、相手が普段身につけているアクセサリーの素材をチェックし、同じ素材のネックレスを選ぶことをおすすめします。
プラチナ、ゴールドなどの素材別特徴
「貴金属」は、ジュエリーの素材としてとてもポピュラー。
なかでも「プラチナ」と「ゴールド」はアレルギーを起こしにくいとされています。
ただし、購入前には品位(純度) を確認することが大切。
たとえば、ゴールドなら「K10」、「K18」、「K24」とそれぞれ金の含有量の違いがあり、特徴も異なるからです。
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【プラチナ】
高級感があり、変色しにくい「プラチナ」は、シルバーより黒い渋みのある鈍色が特徴です。
しかし、一般的には「ロジウムめっき」が施されているため、私たちが普段目にするプラチナは「ロジウム」の色。
プラチナ本来の色を楽しみたい場合には、めっきがけがされていないものを選ぶと良いでしょう。
純度が高いほど柔らかく、そのためジュエリーの素材としては「Pt900」や「Pt950」などのプラチナ合金が一般的。 -
【ゴールド】
イエローゴールド・ホワイトゴールド・ピンクゴールド などのカラーバリエーションが魅力の「ゴールド」。
純金は「K24」、「K18」に「K10」などと表記され、いずれも金の含有量を表しています。
この金種の違いは、色合いだけでなく硬さも異なり、金合金にする際に加える金属「割金(わりがね)」の種類によって変化します。 -
【シルバー】
比較的手頃な価格で購入できる「シルバー」は、ファッションジュエリーとして人気の素材。「プラチナ」と同じくロジウムめっきが施されているものは変色しにくいが、めっきがけがされていないものは硫化により黒く変色してしまうためお手入れ必須。
ただし、シルバー本来の輝きを楽しみたいなら、めっきなしのものを選ぶのもあり。
プラチナとゴールドと金属アレルギーの関係について
先ほどから登場している「割金(わりがね)」。
これは「プラチナ」や「ゴールド」、「シルバー」に混ぜるための別種の金属を指します。
この割金の種類によって、金属アレルギーへの反応も異なります。
ここではそれぞれの貴金属ごとに用いられる割金の種類をみていきましょう。
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【プラチナの割金の種類】
プラチナやゴールドは金属アレルギーを引き起こしにくい素材として紹介されますが、それはあくまで純プラチナ、純金であることが前提。
たとえば「Pt1000(純プラチナ)」は99.9%以上がプラチナのため、金属アレルギーをほぼ引き起こさないとされています。
しかし、非常に柔らかいため傷がつきやすく、ジュエリーに適した硬さを備えていません。
ジュエリーに用いられる貴金属は、この耐久性の向上を目的のひとつとして割金が加えられるのです。
その結果「Pt1000(純プラチナ)」以外に、「Pt950」「Pt900」「Pt850」などの種類が展開。
「Pt950」や「Pt900」は、プラチナの含有量が95%と90%。
それぞれ残りの5%と10%が割金です。
割金としてルテニウム、イリジウム、パラジウムなどが含まれます。
プラチナ自体は金属アレルギーを引き起こしにくい素材ですが、割金にパラジウムが含まれているとアレルギー反応を示す方も。
「Pt850」は、プラチナの含有量が85%。
15%が割金であり、Pt950やPt900と比べて割金が占める割合がさらに高くなります。
パラジウムは金属アレルギーを引き起こしやすい金属に挙げられているため、前述の二種類と比べてより反応する確率が高くなります。 -
【ゴールドの割金の種類】
ゴールドジュエリーは、金の含有量によって「K24(純金)」、「K18」、「K14」、「K10」というように分類できます。
プラチナの品位は1000分率で表記されていますが。ゴールドは24分率。
「K24(純金)」 は金の含有率が99.9%以上で、割金が含まれていないため金属アレルギーをほぼ引き起こさないとされています。
ただし、純プラチナ同様、非常に柔らかく傷がつきやすいため、ジュエリーとしての耐久性には欠けます。
ジュエリーとしてポピュラーな「K18(じゅうはちきん) 」は金の含有量が75%。
残りの25%が割金であり、シルバーやブロンズ、パラジウム、ニッケルなどが含まれます。
この割金に含まれるパラジウムやニッケルが、金属アレルギーを引き起こす可能性があります。
特に、「ホワイトゴールド(WG)」にはパラジウムやニッケルが含まれることが多いため、カラーゴールドで迷っているなら他の選択肢もひとつ。
しかし、近年ではニッケルフリーのホワイトゴールドも登場するなど、金属アレルギーへの配慮を行っているブランドもあります。
「イエローゴールド(YG)」や「ピンクゴールド(PG)」は、「シルバー」や「ブロンズ」を割金としているため、比較的アレルギーを起こしにくい傾向があります。
ただし、ピンクゴールドはブロンズの割合が高く、ブロンズアレルギーがある方には向いていません。
また、「K10」や「K14」 は金の含有量がそれぞれ41.7%、58.5%と少なく、割金の割合高くなっているため、少しでも金属アレルギーの心配があるなら「K18」をおすすめします。
アレルギーを考慮したプラチナ・ゴールドの選び方
ここまでで「プラチナ」や「ゴールド」の割金について金属アレルギーの観点からご紹介しましたが、どちらも魅力的な素材であることには変わりがありません。
プレゼントの素材選びでお伝えしたいのは二点。
「相手のアレルギーの有無を確認すること」と、「アレルギーを考慮した素材選びを行うこと」です。
少しでも金属アレルギーが気になるようであれば、純度の高いゴールドやプラチナを選ぶことを推奨します。
プラチナなら「Pt950」。
ゴールドなら「K18YG」を選ぶと比較的安心です。
最も安全な選択肢は、「Pt1000(純プラチナ)」 や「K24(純金)」ですが、これらは非常に柔らかいためジュエリーとしての耐久性に欠けるといったデメリットも。
しかし、耐久性を重視して「K10」や「K14」、「Pt850」を選ぶと割金の割合が増えていくため、敏感な方に贈る際には注意が必要です。
アレルギーを引き起こしにくい素材を選ぶことに加えて、プレゼントとしてネックレスを選ぶ際には「相手が普段身につけているアクセサリーの素材を確認」し、同じ素材を選ぶのが一番安全な選択肢なので、一度チェックしてみてくださいね。
5. 女性が憧れるネックレスモチーフとデザインの意味
素材選びのポイントを押さえたら、つぎはネックレスのモチーフに注目してみましょう。
モチーフにはさまざまな意味が込められており、プレゼントに特別な想いを添えることができます。
相手にぴったりのモチーフを選ぶことで、特別な想いを伝えてみませんか?
ここでは人気のモチーフや誕生石の持つ意味についてご紹介しますね。

ハートや馬蹄、クローバーなどモチーフの持つ意味
まずはジュエリーのモチーフとしてスタンダードな「ハート」「馬蹄(ホースシュー)」「クローバー」の意味をみていきましょう。
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【ハート】
「愛」や「幸福」の象徴として根強い人気を誇る「ハート」。
元は植物のフォルムとしてジュエリーに取り入られ、そして心臓を象徴するモチーフへと変化。
心臓を捧げることが愛情表現であると考えられていた中世で、ハートは愛情を司るモチーフとしてポピュラーに。
現代ではひと目でわかるものからデフォルメを施したデザインまで、多種多様なハートモチーフが展開されています。
甘すぎるデザインが苦手な方でも、モードな雰囲気で身につけられるハートネックレスも展開されていますので、贈る方の服装やジュエリーの好みに合わせたハートを選んでください。 -
【馬蹄(ホースシュー)】
「幸運」を呼び寄せるとされ、お守りとして人気の「馬蹄(ホースシュー)」。
馬蹄はその名の通り馬の蹄(ひづめ)に取り着ける鉄製の器具であり、蹄を保護する目的で使用する器具です。
意味には諸説ありますが古来より大切にされてきた馬だからこそ、その馬がもたらしてくれるさまざまな「幸運」をモチーフに込めたのかもしれませんね。
シンプルながら個性もあるため、幅広い年代から支持されているモチーフのひとつ。
地金のみのネックレスもおすすめですが、メレダイヤモンドをあしらったものも華やかで素敵です。 -
【クローバー】
「希望・信仰・愛・幸運」の意味を持つ四つ葉の「クローバー」。
ひとつのモチーフに四つの意味を含むクローバーは、これから先長い年月を過ごすパートナーに贈るにふさわしいモチーフ。
ハートと同じく古くから愛されているモチーフのひとつであり、そのシルエットが十字架にも似ていることから魔除け的な意味合いも含んでいるとされています。
誕生石入りデザインの魅力
モチーフに意味を込める以外に、よりパーソナルなプレゼントを贈りたいなら誕生石入りデザインがおすすめ。
相手の誕生石を選ぶことでより特別感を込められます。
たとえば、1月のガーネットは「真実」「友愛」。
6月のムーンストーンは「恋の予感」が石言葉です。
見た目の特別感以上に、誕生石に込められた意味も贈ることができるので、これ以上ない特別な意味がこもった贈り物になることでしょう。
6. ネックレスをプレゼントする際の注意点
ここまでデザインやモチーフの意味についてみてきました。
さいごに、プレゼント選びを成功させるために確認しておきたいポイントを抑えておきましょう。
ネックレスを選ぶ前に確認すべきポイント
まずは「相手の好み」。
普段のファッションやジュエリーの好みをリサーチすることで、より喜ばれるプレゼントに。
着けているジュエリーブランドだけでなく、洋服ブランドのテイストも参考になります。
つぎに「金属アレルギーの有無」。
贈る相手が金属アレルギーを持っている場合、素材が限定されるため事前の確認は必須です。
せっかく贈ったのに着けられないといったことを防ぐために、身につけているジュエリーの素材リサーチは念入りに。同じ素材を選べば、安心して身につけてもらえます。
比較的アレルギーを引き起こしにくい金属は「サージカルステンレス」に「チタン」、「Pt950」に「K18YG」です。
サイズ選びとチェーンの長さについて
ネックレスはリングほど細かなサイズがあるわけではありませんが、チェーンの長さによって印象や着け心地が大きく変わります。
首周りの太さによってもフィット感が異なるため、プレゼントする際には適切な長さを選ぶことが重要です。
一般的なネックレスの長さは以下のように分類できます。
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【40cm】
普段使いしやすいオールマイティな長さ。鎖骨あたりに収まる長さは、カジュアルにもフォーマルにも使えるため、初めてネックレスを贈る場合におすすめ。
【50cm】
首元にゆとりがある長さ。シャツやハイネックのトップスとも相性が良く、スタイリッシュな印象を与えます。重ね付けにも適したボリューム感です。
【60cm】
エレガントで存在感があるため、存在感を演出したいときにおすすめ。ドレッシーなファッションにもマッチします。
贈る相手の好みやライフスタイルを考慮し、適切なデザインと長さを選ぶことでいつまでも愛用してもらえるプレゼントに。
迷った場合は、42〜45cmのスタンダードな長さを選ぶと失敗が少なく、どんな服装にも合わせやすいです。
また、チェーンの長さが調整できる「アジャスター付き」のネックレスも、プレゼントにぴったり。
アジャスター単体での販売も行っているため、選んだネックレスにアジャスターが付いていない場合は、後付けできるアジャスターをプラスすると喜ばれること間違いなし。まとめ
ネックレスをプレゼントする際には以下のポイントを押さえておくと、より相手に喜ばれる贈り物になります。
- ・ 相手の好みをリサーチする(普段のジュエリーやファッションの傾向をチェック)
- ・ 金属アレルギーの有無を確認する(普段使っている素材と同じものを選ぶと安心)
- ・ チェーンの長さを考慮する(40cmのプリンセス丈が万能)
- ・ 相手のライフスタイルに合ったデザインを選ぶ(仕事や趣味に影響しないものを選ぶ)
これらのポイントに加えて、予算とのバランスも考慮してくださいね。
※ 記事中の商品以外の画像はイメージです。
また、プレゼント選びに迷った場合は贈る相手のタイプ(キュート・カジュアル・エレガント)に合わせて選ぶのもひとつの方法です。
大切な人への贈り物だからこそ、しっかりと相手のことを考えたネックレス選びをすることで、より思い出に残るプレゼントになることでしょう。■プレゼントに最適おすすめアイテム