馬蹄ネックレスの意味とは?幸運のモチーフとして人気のアイテムについて

2024年4月7日更新

馬蹄ネックレスとは、馬の蹄(ホースシュー)をモチーフにしたネックレスのことです。
馬蹄は古くから幸運のお守りとされていますが、その意味や由来はどのようなものなのでしょうか?
この記事では、馬蹄ネックレスの意味や歴史、着け方のコツなどについて紹介します。

馬蹄の画像

馬蹄(ばてい)ネックレスとは

馬蹄ネックレスの定義

馬蹄(ばてい)ネックレスとは、その名の通り、馬の蹄(ひづめ)につける蹄鉄(ていてつ)をモチーフにしたネックレスです。
蹄鉄は主に馬の蹄につける金具のことをいい、馬蹄は馬の蹄を護るものの総称です。
馬の蹄を"護る"が転じて、古来よりお守りとして親しまれてきました。
馬蹄ネックレスには、大きく分けて二つの種類があります。
ひとつは、馬蹄の開いた部分が上に向いているもの。そして馬蹄の開いた部分が下に向いているものです。
馬蹄ネックレスはラッキーモチーフとしてさまざまな云われやストーリーがありますが、上向き、下向きに関わらずどちらも幸運のお守りとして人気のあるデザインとなります。

馬蹄ネックレスの種類と特徴

馬蹄ネックレスという大きな括りのなかには、様々なデザイン、素材のものがあり、多種多様です。
素材に関してはステンレスやチタンなどカジュアルな素材のものから、シルバー(SV925)、金やプラチナのような貴金属を用いたものまで幅広く製品化されています。
馬具、馬用の装飾品というスポーティーなイメージに分類されるデザインモチーフなので、ボリューム感を出したメンズライクなテイストのブランドにも良く使用されています。
その一方で、金やプラチナを用いた小ぶりなもの、ダイヤモンドなど宝石をセッティングしたものは日常的な装いから、パーティーシーンまで幅広く活躍するアイテムとして人気があります。

ペンダントトップについては馬蹄の特徴であるU字を単純化したシンプルなものから本物の馬蹄をしっかりと再現したもの、ダイヤモンドなどの宝石をセッティングしたものなど様々なものがあります。
また、チェーンもアズキチェーンやベネチアンチェーンなど種類があり、デザインの他に太さも様々なものがあります。
馬蹄ネックレスというジャンルの中でも着用イメージやお好みに合わせて幅広くお選びいただくことが出来ます。

新品の馬蹄の画像

馬蹄ネックレスの意味と由来、ラッキーモチーフの理由を解説

馬蹄ネックレスの意味について

馬蹄ネックレスはラッキーモチーフ、幸運のお守りとして人気のあるデザインモチーフです。

馬蹄の向きは、上向き(U字の開きが上)、下向き(U字の開きが下)がありますが、それぞれでラッキーモチーフとして違った意味合いが込められています。

  • 上向き

    上向きの場合、U字のくぼみに幸せを受け止めて溜め込むという意味合いが込められています。
    そのことから、幸運をもたらすラッキーモチーフとされています。

  • 下向き

    下向きの場合は、“不運を落とす”という意味合いが込められています。
    そのため、厄除けとして身に着けることで不運を招かないようにすると信じられています。

蹄に装着された馬蹄

馬蹄ネックレスの歴史と伝説

馬蹄は古来より幸せの象徴として親しまれていますが、なぜそのように言われるようになったのでしょうか。

歴史、逸話には諸説ありますが、その中でもよく言われるものをいくつかご紹介させていただきます。

  • 魔除け、厄除けとして

    馬の蹄は野生の馬であれば蹄鉄が無くても問題なく生活できますが、人間のパートナーとして飼育されている馬においては蹄が野生の馬ほど硬くならず、そのため蹄鉄を使って蹄を護る必要があります。
    蹄を“護る”目的で使用されるため、西洋では古来よりお守りとして考えられ、魔除けの意味で玄関に飾られるのが一般的でした。

  • 富をもたらす象徴として

    イタリアでは、村人が裕福な権力者の馬蹄を直したことでお金持ちになったという言い伝えがあります。そのため、馬蹄ネックレスには富をもたらす象徴としての意味合いが込められています。

  • 7本の釘

    蹄鉄は、外側に3つ、内側に4つの釘を使って蹄に固定されます。その本数が計7本になることから、ラッキー7ということで幸運の象徴とされます。

  • 花嫁の無事を祈って

    その昔、現代に比べて治安が悪かったり周囲に危険が多かった時代に、“花嫁が無事に教会にたどり着けるように”との想いを込めて、縁起物として結婚祝いに蹄鉄をプレゼントする風習があったようです。

  • 交通安全

    日本独特の習慣として、交通安全のお守りとしての意味合いを持つ場合があります。
    これは、“落馬した人間を馬は踏まない”といわれていることからそうなったようです。

素材の違う馬蹄ネックレス

馬蹄ネックレスの付け方とコーディネート

馬と人間の関係は、はるか昔にはじまり現在まで途切れることなく続き、永年にわたって親しまれています。
そのため、馬蹄をモチーフにしたネックレスなどアクセサリ関連は流行り廃りがなく、幅広く多くの方から愛されています。長年にわたり愛用し続けられるのは馬蹄ネックレスの良いところではないでしょうか。

馬蹄ネックレスの付け方のポイント

馬蹄ネックレスはシーンを選ばず着用・装着できるのが魅力のモチーフですが、ポイントを押さえることでより魅力的に着けこなすことが可能です。

トップのデザインにはさまざまなものが存在する

馬蹄ネックレスのペンダントトップには、さまざまなデザインバリエーションがあります。
本物の馬蹄をリアルに表現したもの、馬蹄のアウトラインに宝石をセッティングしたり、あるいは何も加えずプレーンに仕上げたもの、馬蹄に追加の装飾を施したものなど少しの型の違いで随分と雰囲気が変わってきます。

本物の馬蹄を忠実に表現したようなデザインのものは、それ自体がシャープでスポーティーな雰囲気で男女問わずお使いいただけるユニセックスなデザインとなります。最もお守り的な雰囲気が強いかもしれません。

装飾や宝石など、何も加えないミニマルなデザインのものは、サイズの大小にかかわらずモダンで洗練された印象を強く与えます。
特にサイズが小さめのものは、日々の装いに溶け込むような雰囲気で使えるスキンジュエリーとして人気があります。
サイズが大きくなるほどカジュアル感が強くなりますので装いに合わせていくつかお持ちでも良いですね。

装飾や宝石をセットしたものは、ジュエリーとしてもっとも幅広く見かけるのではないでしょうか。
U字に沿うように全面にダイヤモンドをセッティングしたものは最も華やかな雰囲気ですが、馬蹄の形自体が洗練されているのでゴージャスになりすぎずエレガントにまとまります。
また、Uの半分だけダイヤをセッティングしたものや、間隔をあけてセッティングしたものなどもあり、多彩なバリエーションが存在します。
宝石をセッティングしていないものでは、外周にミル打ちを施したアンティーク感溢れるものや、ブランド名やメッセージを彫り込んだもの、アラベスクなどをカービングしたものなどより個性的なものがお選びいただけます。

チェーン

チェーンにも多彩なデザインがあり、同じトップでもチェーンが違うだけで着用した時の雰囲気に大きく影響してきます。
ただ、凝った細工が施されていたり、チェーン単体で主張の強いものだとトップの存在感に勝ちすぎてしまいますので、トップを使用する場合には太さやデザインなどはトップを際立たせる名脇役に徹してくれるものが望ましいでしょう。

下記に紹介するデザインは、ポピュラーでトップを使用した際の相性も良いものとなります。
ぜひご参考になさってください。

  • アズキチェーン

    アズキチェーンはジュエリー、アクセサリーのチェーンデザインの中で最もスタンダードなものといえるでしょう。
    丸い金属の輪をつなぎ合わせて作るのですが、それが小豆の形に似ていることからそう呼ばれます。
    流行り廃りが無く、どんなトップのデザインとも相性がよいですが、他のチェーンと比べると少しカジュアル感が強いデザインです。

  • ベネチアンチェーン

    四角いパーツを交互に組み合わせて作られるチェーンです。
    アズキチェーンなどに比べてパーツ同士が密になっており、パーツに角が作られていることも相まって直線的でシャープな印象です。
    首元に添うように輝きますので、ドレッシーでエレガントな雰囲気を演出します。

  • オクトストローチェーン

    滑らかでシルキーな輝きを放つチェーンです。
    鏡面のように磨き上げられたパーツが密に織り上げられており、ベネチアンチェーンよりもさらに高級感と上品さを醸し出します。
    美しい輝きが、顔周りを明るく照らしてくれます。

アズキチェーンの馬蹄ネックレス

カラー(地金の種類と色味)

同じデザインであっても、ベースとなる素材(金属・地金)が違うとかなり与える印象が異なります。

地金とは、ジュエリーの素材となる金属のことです。地金には以下のような種類があります。地金の種類と色味を選ぶときには、自分の肌色や好み、合わせる服装やTPOに合わせて決めましょう。

  • プラチナ

    • o 白色の金属
    • o 高級で耐久性が高い(経年による変化が非常に少ない)
    • o ダイヤモンドなど、宝石の色味や輝きを最も引き立てる
    • o ブルーベースの肌色と相性がよい
  • ホワイトゴールド

    • o 金に、銀やパラジウムなどの白い金属を混ぜて白くした金属
    • o プラチナに似た色味で、ダイヤモンドなどの宝石の色味や輝きを引き立てる
    • o ブルーベースの肌色と相性がよい
  • イエローゴールド

    • o 金に銀や銅などを混ぜて黄色くした金属
    • o 金本来の色味に最も近く、ジュエリー全体が華やかな印象に
    • o イエローベースの肌色と相性がよい
  • ピンクゴールド

    • o 金に銅などを多く混ぜて赤味を強くした金属
    • o 可愛らしく女性らしい色味で、日本人の肌色になじみやすい
    • o ブルーベース、イエローベースともに相性が良い
馬蹄ネックレスの着用画像

コーディネート例

馬蹄は馬を連想させるスポーティーなモチーフなので、カジュアルなコーディネートにも良く合います。ボリュームのあるデザインや、艶を消していぶし加工を施したビンテージ風のものなどがメンズブランドから販売されていたりします。
カジュアルな装いに少しボリュームのあるものや、マットな質感のものを取り入れるのはベストマッチです。
ダイヤモンドなどの宝石がセッティングされたものも、遊び心があって良いと思います。

では、小ぶりなタイプはどうでしょうか。
実はこちらも良くマッチします。
スキンジュエリーというプチサイズで日常的に使うようなタイプのネックレスに、お守り的な意味合いを持つ馬蹄は相性の良いモチーフです。
さりげなく身に着けるならば、あまりダイヤモンドなどの宝石をたくさん使っていないものか、よりシンプルなフラットデザインのものが良いのではないでしょうか。
時計や指輪などの色味とそろえると一体感が出てコーディネートが締まります。

エレガントなシーンで使用する

パーティなど、華やかなシーンでも馬蹄ネックレスは活躍してくれます。
その場合は、カジュアル感の強いおおぶりなサイズやビンテージ加工のものは避けて、艶やかに磨き上げられた表面素材のものや、ダイヤモンドなどの輝きの強い宝石をセッティングしたものを選ぶと良いでしょう。

クラシカルな雰囲気の装いにはゴールドでミル打ち加工などを施したアンティーク調のデザインのものを、クールなモノトーンコーディネートのときにはプラチナやホワイトゴールド素材でプレートタイプのようなシンプルなものや、ダイヤモンドのように色味の無い宝石をセッティングしたものを選ぶと良いと思います。

重ね付けを楽しむ

馬蹄ネックレスはそれ一つだけでも魅力的なコーディネートが可能ですが、お持ちの他のネックレスと重ね付けをすることでより楽しみの幅が広がります。
特に、一粒ダイヤモンドネックレスとの重ね付けはおすすめです。
合わせる場合には、

  • ● トップの位置が重ならないようにチェーンを調節する
  • ● トップのモチーフのサイズが出来るだけ同じぐらいのものを選ぶ
  • ● ゴールドやシルバーなど、地金の色をそろえる
  • ● 2本のチェーンの太さをそろえる

これらの事を意識することで、よりマッチしたコーディネートが完成するでしょう。
イニシャルや、クロス等全然別のモチーフのものとの重ね付けも、遊び心があって素敵です。
馬蹄ネックレスは、どのモチーフとも相性の良いアイテムです。

この記事では、馬蹄ネックレスの意味や歴史、着け方やコーディネートの例について紹介しました。馬蹄ネックレスは、幸運を呼び込み、守り、増やすという、強力な意味を持つアイテムです。自分の願いや目的に合わせて、馬蹄ネックレスを選んで、着けてみましょう。馬蹄ネックレスは、あなたの幸運をサポートしてくれるはず。

馬蹄ネックレスのおすすめ商品一覧

● K10 PG YG WG 馬蹄 ホースシュー ダイヤモンド ネックレス

定番人気の幸運のホースシュー(馬蹄)モチーフにダイヤモンドをパヴェセッティング。キラキラと輝き、サイズは小さめながらも存在感は◎のアイテムです。

【商品詳細】

  • ■地金素材

    • K10 ピンクゴールド/イエローゴールド/ホワイトゴールド
  • ■大きさ

    • トップ:縦約5mm×横約5mm 厚み約2mm
  • ■使用宝石

    • ダイヤモンド トータル0.04ct
  • ■チェーン

    • K10 PG/YG/WG アズキチェーン約40cm
    • (-3cm)アジャスターカン付き
    • チェーン幅:約0.7mm

【地金カラー】

ピンクゴールド
イエローゴールド
ホワイトゴールド

● K10 PG WG YG 馬蹄 ホースシュー ダイヤモンド ネックレス

ホースシュー(馬蹄)モチーフのダイヤモンドネックレス。
お持ちのジュエリーとの重ねづけや、日常のさりげないオシャレに。

【商品詳細】

  • ■地金素材

    • K10 ピンクゴールド/イエローゴールド/ホワイトゴールド
  • ■大きさ

    • トップ:縦約8mm×横約6mm×厚み約2mm
  • ■使用宝石

    • ダイヤモンド 0.005ct
  • ■チェーン

    • K10 PG/YG/WG アズキチェーン約40cm
    • (-3cm)アジャスターカン付き

【地金カラー】

ピンクゴールド
ホワイトゴールド
イエローゴールド

● K10 PG ホースシュー 馬蹄 ダイヤモンド ネックレス

小粒ながらもダイヤモンドが9石セッティングされた在感抜群の、プチゴージャスなホースシューネックレス。
デイリーにもラッキーアイテムのお守りとしても気軽に身につけられる、女性らしい華やかなネックレスです。

【商品詳細】

  • ■地金素材

    • K10 ピンクゴールド
  • ■大きさ

    • トップ:約7mm×約7mm×厚み約1.5mm
  • ■使用宝石

    • ダイヤモンド トータル0.05ct
  • ■チェーン

    • K10 PG アズキチェーン約40cm(-3cm)
    • アジャスターカン付き

● プラチナ/K18 YG ダイヤモンド ホースシュー ネックレス

アルファベットの「U」のような形から幸運を呼び込むと言われている、人気のホースシュー(馬蹄)モチーフ。
そのラッキーモチーフにダイヤモンドをセットしネックレスに仕上げました。
煌めくダイヤモンドにプラチナ・K18ゴールド素材を使用し、程よいサイズ感ながらも、大人の上質感を醸し出してくれます。

【商品詳細】

  • ■地金素材

    • プラチナ950(ペンダントトップ) / プラチナ900(チェーン)
    • K18イエローゴールド
  • ■大きさ

    • トップ:縦約8.3mm×横約7.2mm 厚み約1.5mm
  • ■使用宝石

    • ダイヤモンド トータル0.10ct
  • ■チェーン

    • PT900/K18 YG アズキチェーン約40cm
    • (-3cm)アジャスターカン付き

【カラー】

プラチナ
K18イエローゴールド

● K10 YG ブルージルコン ホースシュー ネックレス

冬の誕生石をセットしたネックレス。
凛とした輝きが胸元を品良く彩ります。
幸運を受け止め、溜めていくといわれる馬蹄モチーフはお守りジュエリーとして、自分へのご褒美や大切な人へのプレゼントにおすすめです。

【商品詳細】

  • ■地金素材

    • K10 イエローゴールド
  • ■大きさ

    • トップ:縦約7.8mm×横約7.5mm 最大厚み約2.3mm
  • ■使用宝石

    • ブルージルコン/タンザナイト/ホワイトトパーズ
  • ■チェーン

    • K10 YG アズキチェーン約40cm(-3cm)アジャスターカン付
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